護られなかった者たちへ

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個人的評価


映画の『超』個人的な評価を、「総合」「ストーリー」「感動」「エキサイティング」「リアリティ」「啓発要素」のカテゴリで、5つ星で記録します

【総合】★★★★☆
【ストーリー】★★★★☆
【感動】★★★☆☆
【エキサイティング】★☆☆☆☆
【リアリティ】★★★☆☆
【啓発要素】★★★☆☆

主要情報


映画の主要情報として、「監督」「主演」「製作国」「公開日」を記録します
「監督」「主演」はタグリンクで、関連する他の作品の鑑賞記録を表示します

【監督】 瀬々敬久

【出演】 佐藤健 阿部寛 清原果耶 林遣都 永山瑛太 緒形直人 吉岡秀隆 倍賞美津子

【カテゴリ】 ドラマ 日本映画

製作国:日本

公開日:2021/10/01

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ストーリー


ネタバレにならない程度に、冒頭のストーリーを記録します

東日本大震災
避難所には多くの悲しみがあった

子供を探しに駆け付け、その遺体を見つけた者
家族をなくし1人で避難するしかなかった者

しかし、暖かい心を忘れた訳ではなかった

利根泰久は元から孤立する性格
避難所の橋で1人座っている利根に心配して声を掛ける老婆
同じくその老婆が見守っていた少女
泰久は2人に支え合い震災を乗り越えた

そんな震災からも月日が経った
被災場所も整備され更地となったところも増えた
新しい生活に進み始めた被災地

そんな被災地で連続殺人事件が起きる
被害者は監禁され、餓死させられている

震災で家族を失った刑事、笘篠誠一郎はこの事件の捜査を開始する
犯人は誰で、なぜこんな凶悪な殺人を行ったのか

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感想


ネタバレにならない程度に、鑑賞した感想を記録します

中山七里の同名小説、護られなかった者たちへの映画化作品です
東日本大震災、そして生活保護という難しい現実がテーマです

犯人の行動は肯定は出来ないが、思いには同情を否めない
被害者にも恨まれる理由はあっても、それも全力で頑張った結果
一言で善と悪を割り切れない、現実という世界に考えさせられます

人間の愛憎について思いを巡らされてしまう作品
東日本大震災という現実の災害が背景であることもあり、現実味を持って描かれたテーマに入り込めます
賛否両論ある作品と思いますが、生活保護という制度、健康で文化的な最低限度の生活、とはと考えさせられる映画です

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予告動画


本作品の予告動画を記録します


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