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個人的評価
映画の『超』個人的な評価を、「総合」「ストーリー」「感動」「エキサイティング」「リアリティ」「啓発要素」のカテゴリで、5つ星で記録します
| 【総合】 | ★★★☆☆ |
| 【ストーリー】 | ★★★☆☆ |
| 【感動】 | ★★☆☆☆ |
| 【エキサイティング】 | ★★☆☆☆ |
| 【リアリティ】 | ★★★★☆ |
| 【啓発要素】 | ★★★☆☆ |
主要情報
映画の主要情報として、「監督」「主演」「製作国」「公開日」を記録します
「監督」「主演」はタグリンクで、関連する他の作品の鑑賞記録を表示します
監督： 佐藤純彌
製作国：日本
公開日：1984/04/14
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ストーリー
ネタバレにならない程度に、冒頭のストーリーを記録します
佐伯眞魚
774年に讃岐国多度郡の海辺の町で産まれる
非常な秀才で、讃岐国では貴物（とうともの）と呼ばれていた
佐伯家は、眞魚の非凡な才能に一族の将来を掛けていた
母方のおじで、桓武天皇の皇子である伊予親王の侍読を務めていた阿刀大足を頼り、平城京の大学で学ばせた
卒業後は、朝廷で役職に就いて欲しいと願っていた
眞魚が上京した時、ある勅命が実行される
長岡京への遷都
平城京のある奈良では、奈良仏教の寺院の力が強力になり過ぎていた
桓武天皇は、奈良仏教勢力や貴族勢力と別れ、新たな律令国家を目指していた
この時代、仏教と政治は非常に関係が強かったのだ
眞魚は大学でも、非常に優れた成績を残した
阿刀大足を始めとする周囲は、朝廷に仕えるだけではなく、佐伯家でこれまで得たことのない位まで戴けると期待した
しかし、彼はなんと、大学を辞め、旅に出てしまう
奈良の金峰山など近畿で山岳修行を行い、その後は地元である四国へ移り、愛媛の石鎚山などで修行を続けた
岩場から身を投げる舎心を行うなど、非常に過酷な修行であった
虚空蔵求聞持法を修め、御厨人窟で口に明星が飛び込んできたのも、この修行の旅の最中であった
そして、彼はこの修行の旅で、掛けがえのないものを見つける
密教
これこそが人々を救う、真の仏教である
そして、決意する
遣唐使として唐に渡り、密教を学んで、人々を救う
弘法大師空海、32歳の時であった
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感想
ネタバレにならない程度に、鑑賞した感想を記録します
弘法大師の入定から1150年を記念した映画です
真言宗の宗祖である、空海の生涯を描いた作品です
高野山の奥院で、今も禅定を続けているされている空海
どんな時代を過ごし、何を見て、何を目指したのか
空海の生涯を想像するだけではなく
この時代の政治や、仏教についても勉強出来る映画です
私は、香川で20年弱過ごしていたことがあります
山岳修行時代の修行場を巡る、四国八十八箇所
当時から雨が降らず困っていた讃岐を救う為、現在でも最大の人工池と言われる治水工事、満濃池
四国では、現代でも空海の足跡を感じるものが残っています
空海の生涯だけではなく、当時の政治や思想についても思いを馳せることが出来る映画でした
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予告動画
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