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個人的評価
映画の『超』個人的な評価を、「総合」「ストーリー」「感動」「エキサイティング」「リアリティ」「啓発要素」のカテゴリで、5つ星で記録します
| 【総合】 | ★★★☆☆ |
| 【ストーリー】 | ★★★☆☆ |
| 【感動】 | ★★☆☆☆ |
| 【エキサイティング】 | ★★☆☆☆ |
| 【リアリティ】 | ★☆☆☆☆ |
| 【啓発要素】 | ★★★★☆ |
主要情報
映画の主要情報として、「監督」「主演」「製作国」「公開日」を記録します
「監督」「主演」はタグリンクで、関連する他の作品の鑑賞記録を表示します
監督： 吉浦康裕
製作国：日本
公開日：2013/11/09
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ストーリー
ネタバレにならない程度に、冒頭のストーリーを記録します
かつて人類は、ある実験に失敗し、世界は崩壊した
空のない世界
民族の長の娘、パテマが住むのは、壁に囲まれた地下の街
育ての親であるジィや、おどけた行動をよくするポルタに囲まれ楽しく暮らしていた
しかし、彼女には行ってみたい世界があった
自分の見たこともない世界が、この世には存在する
それは、世界の真実を見ようとし、旅を続けていたラゴスから聞いた世界
旅から帰るたび彼は、パテマが見たこともないものをお土産としてくれた
しかし、彼は、帰ってこなくなってしまった
動く歩道の上にじっと並び、学校に向かう生徒たち
幼き時に父親を亡くした、エイジが住むのは、徹底管理のもと生活するアイガ
かつて、多くの罪人が空に落ちた
空は穢れたものとして、アイガでは見ることが許されない
しかし、彼は好きであった
かつて父が目指した、青い空、星が輝く夜空
エイジは今の生活が嫌いであった
学校施設の端にある、かつての事故現場の崖近くのフェンス
夜中、彼はそのフェンス近くに寝そべり、夜空を眺めていた時であった
崖の下から、少女が降ってきた
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感想
ネタバレにならない程度に、鑑賞した感想を記録します
吉浦康裕さんが、原作、脚本、監督を務めたアニメ映画です
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した作品です
まったく違う世界に住む、パテマとエイジ
2人は、お互いが想像も出来ないような生活を過ごしていた
自分の常識とは異なる世界に住む相手
相手の不安を理解する
相手を信頼し頼る
自分の常識であることは、他の人には常識ではないと限らない
自分の常識でないことは、信頼する価値のない悪いものと限らない
自分の考えと違う世界を認めることについて、考えさせられる作品です
戦争、制裁
差別、いじめ
人類は規模を問わず、他者を否定し、自分を通す行動をとることがあります
決してその全てが間違っているとも思いません
しかし、少し相手を認める力を持っていたら、違った世界があるのでは
理解するということの重要さに気付ける映画です
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